お米の値上がり、じわじわと感じていませんか?
最近は5kgで4,000円近くするのも当たり前・・・そんな中、注目を集めているのが「備蓄米」です。
政府が放出した備蓄米は、品質はそのまま、価格はグッと抑えめ。
しかも最近では、地域密着スーパー「マルアイ」でも手に入るようになり話題になっています。
そんな疑問を解消すべく、実際に購入&実食してみました!
この記事では、マルアイの備蓄米の魅力やお得な購入方法、味のレビューまで、徹底的にご紹介します。
マルアイの備蓄米とは?価格・容量・販売時期

ここからはマルアイの備蓄米の概要を詳しくお伝えして参ります。
以上の内容をもとに、早速マルアイの備蓄米について掘り下げていきましょう。
そもそもマルアイの備蓄米とは?
マルアイは農林水産省に2022年産と2021年産の備蓄米購入を計2600トン申し込んだようです。
玄米で届き、兵庫県内2カ所の精米所で精米されています。
「備蓄米」と聞くと、災害用の非常食をイメージする方も多いかもしれませんが、実は今、家計を支える“お得なお米”として注目を集めています。
備蓄米とは、政府や自治体が非常時に備えて保管していたお米のこと。賞味期限が迫ってきたものを、一定のルールに基づいて一般に販売するケースが増えているんです。
その中でも人気なのが、関西を中心に展開するスーパー「マルアイ」で販売されている備蓄米。
「お得に買えて、しかも味もしっかり美味しい!」と口コミでも話題になっています。
マルアイ備蓄米の容量と価格
2025年6月時点でのマルアイの備蓄米は、
容量5kgで価格は税込2,111円(本体価格1,955円)です。
最近のお米は5kgで4,000円台が多くなっているので、それと比べるとかなりリーズナブル。
しかも「安かろう悪かろう」ではありません。備蓄米は定温・低湿でしっかりと保管されており、炊きあがりもふっくら。
冷めても美味しいので、毎日のお弁当やご飯にもピッタリです。
2025年の販売はいつからいつまで?
随時契約の備蓄米を、兵庫県内で初めて販売を開始したのがマルアイです。
初回販売は2025年6月4日、県内全68店舗に1店あたり80~160袋が並べられ、全店合計で各日8,000袋が販売されています。
209袋を準備したジェームス山店(神戸市垂水区)では、発売初日に早朝から長蛇の列ができ、開店時間を5分早めたという情報もありました!
また、販売終了時期は現時点では発表がありません。
随意契約で購入した備蓄米は契約時のルールとして8月末までに販売しないといけないルールになっているようです。
これによりマルアイでは、2025年8月までに備蓄米の販売終了を目指していると思われます。
備蓄米はどこで買える?マルアイの販売店舗情報

マルアイのどこの店舗でいつ販売される予定なのかは「マルアイアプリ」内のお知らせで随時情報が発表されています。
2025年7月初旬のマルアイアプリ内のお知らせによると、安定した予定数量の販売準備が整っているようで、全店舗にて販売されるとのこと。
アプリはこちらからどうぞ>>マルアイアプリ|マルアイ
筆者もアプリの情報を基に、調査当日は2店舗回りましたがちゃんと店舗販売されていました。
店舗入り口付近にある掲示板に備蓄米の情報がPOPで貼り出されているので、要チェックです!
【体験談】マルアイ店舗での備蓄米の販売状況と購入のコツ
筆者がマルアイで実際に購入した体験をもとに、備蓄米を購入するコツや注意点などお伝えして参ります。
ぜひ参考にしていただき、賢くマルアイで備蓄米をゲットしてください。
【体験談】店舗での行列や在庫状況について
マルアイでは2025年6月4日から兵庫県内の各店で備蓄米の販売がスタートしました。
販売当初は開店1時間前には、すでに大勢が列をなして並んでいるとの情報もあり、熱気はかなりのものという事前情報でした。
そのような中、筆者が実際に購入したのは2025年6月中旬の平日。
購入した店舗は広峰店(姫路市)で、約150袋の備蓄米が準備されているとの情報で急いで駆けつけました。
店舗に到着してみると、以外にも開店前の行列は少なく10人程度。
整理券を配られることもなく店内へ入場し、無事に備蓄米を購入できました。

あとから店員さんに話を伺うと、整理券が配布されていた最初の4日間は開店直後には配布終了という状態だったそう。
今でも備蓄米を求めるお客様の熱は落ち着いてきたとはいえ、今も人気が高く、販売開始から数時間で完売することも。
特に平日の午前中は油断禁物です!
マルアイ備蓄米購入に整理券必要?
マルイアでは6月8日以降は整理券制度が終了し、現在では整理券は不要です。
2025年の販売初日から最初の4日間(6月4日〜6月7日)までは整理券制でした。
整理券の配布は朝8時半からで、配布場所は店舗入り口付近。配布後、開店時間の9時になったら整理券を持って売り場で購入するスタイルです。
ただし、その分先着順となり、早い者勝ちの争奪戦になるので注意が必要です。
店舗によっては予告なしに運用が変更される場合もあるため、心配な方は事前に電話で確認するのがおすすめですよ。
狙い目の時間帯や曜日
整理券制度が終了した現在、狙い目は平日の朝9時の開店直後です。
特に月曜日〜水曜日は比較的落ち着いており、並ばずに買えるチャンスも。
以前は土曜日・日曜日は販売されていないというルールがありましたが、2025年6月28日発表の情報では曜日制限は撤廃されました。
これにより、週末でも購入できるようになったのはうれしいポイントです。
とはいえ、週末は来店者も多いため、確実にゲットしたい方は開店前の到着がおすすめ。
購入時の注意点(個数制限の有無など)
マルアイの備蓄米には、いくつかの購入ルールがあります。
特に注意しておきたいのは以下のポイント:
最近は落ち着いてきていて、夕方に訪れてもまだ在庫ありなことがあったりしますが、曜日や天候にもよると思われます。
【実食レビュー】マルアイの備蓄米はまずい?
無事に備蓄米を購入できたとしても、一番気になるのは味ですよね。
私が実際に購入して実食した感想をご紹介しましょう。
古古米の品質状態は?

マルアイで販売されている備蓄米は、2022年度産、いわゆる「古古米(ここまい)」と呼ばれるもので、2年以上保管されていたお米です。
「それって品質大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、実際に見てみるとその不安はほとんど払拭されます。
お米の色は、普段スーパーで買うお米と比べてもほとんど差がありません。
精米状態もよく、見た目で“古さ”を感じることはまずないでしょう。
しっかりと低温・低湿の環境で保管されているため、品質面ではとても安定しています。
購入後すぐに精米された新米のような香りはないものの、「見た目が悪い」「ボロボロ」なんてことは全くありませんでした。
炊きあがりのお米の味は?

炊飯器のフタを開けた瞬間、ほんのりと「古いお米特有のにおい」を感じました。
ただしこれは炊きたての瞬間だけ。時間が経つと気にならなくなり、味には全く影響なしでした。
実際に食べてみると「あれ?普通においしい!」というのが率直な感想。
食感もふっくらしていて、特に白ご飯として食べる分には違和感なし。冷めても硬くならず、お弁当やおにぎりにも十分使えます。
お米にこだわりがある方だと微妙な香りや食感の違いに気付くかもしれませんが、日常使いには全く問題ないクオリティです。
備蓄米の美味しい炊き方や活用法
私自身は、炊くときにお水を少し多め(いつもより1〜2割増し)に入れることで、ふっくらとした食感に仕上げました。
古古米はやや水分が抜けているため、これだけでも炊きあがりがかなり違います!
さらに、以下のようなちょい足しテクニックを使うと、備蓄米でもさらにおいしく炊きあがります。
お米をといだ後に30分以上しっかり吸水させる
⇒水分が均等に入り、ムラのない炊きあがりに
昆布を一切れ入れて炊く
⇒うまみが増して、味わい深いご飯に!
少量の酒またはみりんを加える(小さじ1程度)
⇒お米のにおいが気になる方におすすめ。風味がマイルドに。
また、備蓄米はそのまま食べるだけでなく、以下のようなアレンジ料理にもぴったりです。
「特売のお米が高くて買えない・・・」というときの代打としてはもちろん、普段使いとしても全然アリな一品でした!
マルアイ備蓄米 まとめ
お米の価格が高騰する中、マルアイの備蓄米は“「安くておいしい」強い味方”として注目を集めています。
通常よりもお得な価格で購入できる上に、品質や味にも十分満足できる内容でした。
工夫次第でさらにおいしく炊けるので、普段の食卓やお弁当にもピッタリ。
「気になってたけど、まだ買ったことない」という方は、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
マルアイの備蓄米、コスパ重視派にも、味にこだわる派にもおすすめできる一品です!
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