最近では物価高の影響もあり、オリーブオイルの値段もお高くなっていますよね。
今回はオリーブオイルが安い店を探している方に吉報です!
安くていいオリーブオイルがドンキホーテで買えるとの情報ありです。
そこで、今回は以下について実際に調査しました。
以下に詳しくみていきましょう。
【結論】ドンキの安いオリーブオイルは大丈夫?品質の違いを徹底解説

みなさんはオリーブオイルを買う時に何を基準にして買っていますか?
オリーブオイルはどれも同じじゃないの?
特に品質や種類を気にしたことがない。
価格が安ければなんでもいい。
そんなお考えの方もきっと多いはずですよね。
ここからは、ドンキホーテで売られているオリーブオイルの種類と品質について掘り下げてみました。
なぜドンキのオリーブオイルは安いのか?その理由とは
今回の調査の結果、ドンキホーテには安くてお得なオリーブオイルが販売されていました。
なぜドンキのオリーブオイルは安く提供されているのでしょうか?
ドンキホーテは中間流通業者を省いての取引が可能な場合、
上記の理由に加えて「オリーブオイル」といっても品質ランクにより分類されており、値段も違う事がわかりました。
詳しくは以下に解説していますので、気になる方はどうぞご覧ください。
ドンキの安いオリーブオイルは偽物?
結論から申し上げますと、ドンキで売っているエクストラバージンオリーブオイルは「偽物」である可能性は排除できません。
理由は、エクストラバージンオリーブオイルの定義が日本と国際基準IOC(国際オリーブオイル理事会)の間で異なるためです。
まず、オリーブオイルは国際基準(IOC)で定められた基準で、厳格に分類されています。
そのなかで大きく分けると3つ。
バージンオリーブオイル | オリーブの果実のみを搾ってろ過しただけのオイル |
精製オリーブオイル | バージンオリーブオイルのなかで酸度が3.4%以上ある基準の低いオイルを精製加工したもの |
ピュアオリーブオイル | 精製オリーブオイルに、バージンオリーブオイルをブレンドしたもの |
加えて、バージンオリーブオイルにはさらに4段階に分類されグレードが決まっています。

グレードの違いは、100gあたりの酸量で分けられており、エキストラバージンオリーブオイルは「酸度0.8%以下で香りと味わいが優れたもの」として最高グレードとされています
しかし、日本ではオリーブオイルとピュアオリーブオイルの2分類しか分類されていないため、国際基準を満たさないものでもエクストラバージンオリーブオイルを名乗ることができてしまいます。
ドンキを始め、日本国内で販売されているオリーブオイルが偽物と言われる理由は、厳しい国際基準との違いによるものです。
ドンキで売られているオリーブオイルの主な種類と産地
ドンキのオリーブオイルはどんな種類があって産地はどこなのでしょうか?
ドンキで売られているオリーブオイルは大きく分けて3種類ありました。
ドンキホーテでは沢山のオリーブオイルの種類がありましたが、1番多いのはイタリア産でした。
その他、スペイン、トルコと産地表記されているものもありました。
なお、オリーブオイル(20%)とひまわり油(80%)を混ぜたオイルは、もうオリーブオイルではないので以下の比較調査には加えておりません。
【徹底比較】安いオリーブオイルは「ドンキ」vs「業務スーパー」どっちが買い?
ドンキホーテと業務スーパーの安いオリーブオイルどちらを買うべきなのか?
「なんでもいいから安ければいい」のか「口にするものだから身体に良いものを買いたい」など、人それぞれだと思います。
ここではオリーブオイルの値段と品質、それぞれの視点で解説していきたいと思います。
ドンキホーテで売られているオリーブオイル値段一覧(税込価格)
味の素オリーブオイル200g | 430円 |
Jオイルミルズ エクストラバージンオリーブオイル200g | 647円 |
ベネッタ エクストラバージンオリーブオイル500ml | 862円 |
PP ITエクストラバージンオリーブオイル458g | 971円 |
味の素エクストラバージンオリーブオイルEV400g | 1059円 |
ボスコEXVオリーブオイル456g | 1079円 |
味の素オリーブオイルピュア400g | 1275円 |
有機EXVオリーブオイル モンターニャ500ml | 1383円 |
Jオイルミルズエクストラバージンオリーブオイル600g | 1511円 |
ドンキホーテでのオリーブオイルの品ぞろえは9種類と多く、容量も200g~600gと幅広くラインナップされていました。
価格も430円~1500円と容量によって価格帯もさまざまで消費者の様々な要望にマッチしやすく選びやすい印象ですね。
業務スーパーで売られているオリーブオイル値段一覧(税込価格)

オリーブポマスオイル500ml | 538円 |
エクストラバージンオリーブオイル500ml | 689円 |
オリーブポマスオイル1L | 916円 |
エクストラバージンオリーブオイル1L | 1274円 |
オーガニックエクストラバージンオリーブオイル1L(有機JAS) | 1814円 |
業務スーパーでは、1Lなどの大きい容量のオリーブオイルの品ぞろえが豊富です。
やはり業務用を中心に品ぞろえをしているスーパーの特徴がでています。
ドンキホーテと業務スーパー、オリーブオイルはどっちが安い?
ここではそれぞれで販売されているオリーブオイル100mlあたりの単価を算出し、どちらの店のオリーブオイルが安いのか?検証してみたいと思います。
算出の前提として、オリーブオイルの比重は0.9にあたります。
したがって、100ml当たりの重量は91gとして算出してまいります。
ドンキホーテで売られているオリーブオイル100ml単価一覧(税込価格)
パッケージ銘柄 | 100mlあたりの単価 |
味の素オリーブオイル200g | 196円 |
Jオイルミルズ エクストラバージンオリーブオイル200g | 295円 |
ベネッタ エクストラバージンオリーブオイル500ml | 157円 |
PP ITエクストラバージンオリーブオイル458g | 193円 |
味の素エクストラバージンオリーブオイルEV400g | 241円 |
ボスコEXVオリーブオイル456g | 215円 |
味の素オリーブオイルピュア400g | 290円 |
有機EXVオリーブオイル モンターニャ500ml | 276円 |
Jオイルミルズエクストラバージンオリーブオイル600g | 229円 |
業務スーパーで売られているオリーブオイル100mlあたり単価一覧(税込価格)
パッケージ銘柄 | 100mlあたりの単価 |
オリーブポマスオイル500ml | 97円 |
エクストラバージンオリーブオイル500ml | 125円 |
オリーブポマスオイル1L | 83円 |
エクストラバージンオリーブオイル1L | 116円 |
オーガニックエクストラバージンオリーブオイル1L(有機JAS) | 165円 |
オリーブオイルが安い順結果!ベスト5
- 業務スーパー オリーブポマスオイル1L(83円)
- 業務スーパー オリーブポマスオイル500ml(97円)
- 業務スーパー エクストラバージンオリーブオイル1L(116円)
- 業務スーパー エクストラバージンオリーブオイル500ml(125円)
- 業務スーパー オーガニックエクストラバージンオリーブオイル1L(有機JAS)(165円)
今回の調査では、ドンキホーテと業務スーパーのオリーブオイルの値段を比較した結果、すべて業務スーパーのほうが安いという結果になりました。
しかし、オリーブオイルを評価するのは値段だけではありません。
次に、オリーブオイルの種類と品質について深堀していきたいと思います。
【ドンキ×業務スーパー】オリーブオイルの種類をチエック!
前項でお伝えした通り、日本で販売されている食用オリーブオイルは2種類に分類されています。
その中でもエキストラバージンオリーブオイルは「酸度0.8%以下で香りと味わいが優れたもの」として最高グレードとされています。
その中で、今回の調査で1・2位となった、業務スーパーの「オリーブポマスオイル」は上記の2種類にも属さない、巷では偽物とよばれるオリーブオイルに該当し、販売する時に「オリーブポマスオイル」と表示が義務付けられているものになります。
オリーブポマスオイルは、オリーブオイルの搾り粕から溶剤抽出などの手法で得られたオイルにバージンオイルをブレンドし風味をつけたものです。
オリーブポマスオイル
渋味や苦味が少なく、マイルドな味わいが特徴のオイルです。バージンオイルを搾ったオリーブの果実から、さらにオイルを搾って精製し、味や香り、酸度を整えています。揚げ物や炒め物にぴったりのクセのないオイルで、惜しみなく使えるコストパフォーマンスの良さも魅力です。
出典:業務スーパー商品紹介ページ
このように値段だけではなく、オリーブオイルの種類の違いをよく確認してから、購入することをおすすめいたします。
ドンキと業務スーパーのオリーブオイルの品質の違いは?
オリーブオイルは「光」と「酸素」にとても敏感で、鮮度を保つには保管方法に注意が必要であり、早く使い切ること(約3ヶ月)をおすすめされています。
その為、品質をできる限り長く保つには「遮光性のある瓶の容器のものを選ぶ」ことが重要です。
価格面では業務スーパーが安い結果となりましたが、パッケージはすべてペットボトルの容器であり、遮光性と気密性が高い、瓶に入ったオリーブオイルはありませんでした。
半面、ドンキホーテでは種類も豊富で瓶に入っているオリーブオイルが多く、品質、保管の面ではドンキがに強みがあると思いました。
ドンキと業務スーパーのオリーブオイルどっちがお得で買い?
どちらのお店でオリーブオイルを買うべきか?
それはユーザーのこだわりと使うシーンで異なると思います。
オリーブオイルの新鮮さを考えたときに、最適な容量を選べるドンキホーテの品揃えには優位性があります。
というのであれば、業務スーパーのオリーブオイルは1Lの容量で値段もお得でおすすめいたします。。
結論:あなたの目的に合うのはこっち!
オリーブオイルを使ってどんな料理をつくるのか?目的によって選ぶことが需要です。
これまで色々と述べてきましたが、どんな料理に使うのか、味、量を考えて購入することが重要になってきます。
どんな料理にどれだけオリーブオイルを使用するかという目的をしっかり持って購入されるのがいいでしょう。
ドンキで後悔しない!安いオリーブオイルの賢い選び方
ドンキでは販売元が日本の有名ブランドものと、海外輸入のものがありました。
前項で述べたようにエクストラバージンオリーブオイルと表示されていますが、日本での販売では法規定がないため、本当にエクストラバージンオリーブオイルかはわかりかねます。
そこで、品質を重視してオリーブオイルを買いたい!という方に後悔しない選び方をお伝えいたします。
ラベルで品質を見抜け!チェックすべき4つのポイント
ここからは品質が良くおいしいオリーブオイルを選びたい方へ、購入する際に重要な4つのポイントをご紹介します。
安すぎる値段は要注意
メーカー希望小売価格や店頭表示が安いオリーブオイルは避けましょう。
ご案内したように、エクストラバージンオリーブオイルは厳格な基準や品質管理が必要なオイルです。
その為、品質が良いものは極端に安く販売されることは考えにくいです。
あくまで筆者の基準にはなりますが、上質なエクストラバージンオイルをお探しの方は、100mlで100円を下回る値段のものは避けた方がベターと考えます。
遮光されている瓶のものを選ぼう
オリーブオイルはとてもデリケートで「光」「空気」にとても敏感で酸化しやすいオイルです。
その為、光と空気を遮断する瓶や缶で密封されたものを選びましょう。
また、店頭では光があたりにくい環境で陳列されているのかも確認しましょう。
ラベルを確認して原産国名と賞味期限をチエック
実際にドンキホーテで売られていたオリーブオイルのボトル裏面のラベルを見ていきましょう。
産地はイタリア、スペインとそれぞれ明記されています。
オリーブの実はイタリア、スペイン、ギリシャなどの地中海沿岸地方での栽培が盛んで、オリーブオイルも以上の原産国のものを選ぶとよいでしょう。
また、酸化がすすむと風味が損なわれてしまうので、できるだけ賞味期限の長いものを選んでフレッシュなオリーブオイルを堪能しましょう。
認証機関マークをチェック
安心・安全なだけでなく良品を選びたいのであれば、

オーガニック素材から作られていることを認証(参照:農林水産省)

EUの有機認証を受けた農産物

原産地保護認証(生産地や製法などの保証するもの)
以上の3つの認証機関のマークがあるものを選ばれると良いかと思います。
今回調査ではドンキホーテでも、有機エクストラバージンオリーブオイルでしっかりと良品マークが表示されていたものもありました。
有機EXVオリーブオイルモンターニャ500ml 1383円(税込)

このように認証機関マークが表示されているものを選ぶことで、お得で良いお買い物ができるのではないでしょうか。
まとめ:賢く選んで、ドンキの安いオリーブオイルを食卓に活かそう
今回、オリーブオイルについて筆者も知らなかったことがたくさんありました。
エクストラバージンオリーブオイルのなかでも4段階も等級があったなんて知りませんでした。
調べていくうちにあの料理にはこのオイルがいいのかな?とか色々と楽しんで調べることができました。
とても良い商品がどこよりも安価で売っていることもあり、その日の献立に合わせてオリーブオイルを選んで日々の食卓が豊かにできればいいですね。
今回のオリーブオイルの記事がみなさまの食生活に活かせていただければと思います。
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